なにがしあわせかわからないです。ほんとうにどんなにつらいことでもそれがただしいみちを進む中でのできごとなら峠の上りも下りもみんなほんとうの幸福に近づく一あしずつですから。
宮沢賢治 「銀河鉄道の夜」より
たまたま買ったビッグイシューをぱらぱらめくっていたら
目に飛び込んできたこの言葉。
カバーのかかった文庫本がならぶ
家の本棚に何気なく手をのばしたら
それが「銀河鉄道の夜」で
何気なくページを開いたら
まさにこの言葉が書かれているページでした。
どきっとして
心がふるえる。
透明なしずかな目ですべてを見通す
なにか大きなものにかすかにふれたような気がして。
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