2017年2月18日土曜日

3度目の正直?

おはようございます、momoです。


若い頃、
白洲正子さんの著作が好きで
よく読んでいました。

能に造詣の深い彼女の文章を読んで
「能って、どんなものだろう」と興味を持ち、

友だちを誘って
ワクワクしながら千駄ヶ谷にある
国立能楽堂まで足を運びました。


…が、しかし。
瞬殺でした( -_-)


とにかくものすごい眠気におそわれて
あっという間に眠りの国へ。

公演の記憶、ほぼ皆無(^0^;)
 

こりゃダメじゃ( -_-)、と
それからずっと能からは遠ざかっていましたが、

何年か前から
思いがけず叔母が能楽の事務所にお勤めすることになり、

そのツテで
増上寺の薪能のチケットをプレゼントしてくれたことがありました。


篝火の灯りのなかで
繰り広げられる幽玄の世界.*:・'゜☆。.:*:・

憧れていた薪能、
しかも、こんなにいいお席で観られるなんて(≧∀≦)!!


…なのに。

感動もつかの間、
結局やっぱり猛烈な眠気との戦い( -_-)

こんなお席で
叔母の手前もあるのに、
人目も憚らずグーグー寝るわけにはいかぬ!!

と、渾身の力で必死で眠気をこらえ、
公演が終わったときには
私もダンナさんもほっとしたというていたらく(^0^;)


そんなワタクシが先日、
懲りずに3度目の正直で能を観に行ってきました( ̄∇ ̄*)ゞ

その名も
「ケルティック能 鷹姫」。

イエイツの原作をもとに
ケルティックコーラスのグループ「アヌーナ」と
能をコラボしちゃおうという、
なかなか斬新な企画です。


アヌーナの公演には以前行ったことがあって、
ケルティックな音楽の響きというのは、
何か瞬時に私の心を鷲掴みにして
激しく揺さぶるものがありました(:_;)

そんな音楽と
どうしても私が入り込めない能が
一緒になったら
一体どんな感じになるのかなあ

…というしょうもない好奇心が
公演に興味を持った理由でした( ̄∇ ̄*)ゞ


結論を言えば。

音楽の力に助けられて
(私にしては)今までになく能をじっくり体感する(眠らずにちゃんと観る)ことができました(≧∀≦)

でも、なんとなくやっぱり、
私にはあんまり響いてこないかなあ…というのが残念ながら本音です(^0^;)


ただ、鷹姫の役を舞われた
梅若玄祥さんという方(どうやら人間国宝の方らしいです)がすごかった!!

なんというか…
何か人ならぬものが降りてきちゃったよー(>o<)という異形感がハンパなくて、
背中がざわざわしました。
 

一緒に行ったダンナさんは
「ひたすら苦行だった」と言ってましたが(笑)、
 なんにしても
興味を持ったものをとにかく直に感じてみるというのは
やっぱりおもしろいなあ(* ̄▽ ̄*)☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。


能…
観に行ってもこんなに寝てばかりいるというのに(笑)
なんとなく気になるというのは、
いつかそのおもしろさがわかる日がくるのかなあ…

それもなんだかおもしろいなあ(* ̄▽ ̄*)♪

また機会があって、
ピピッときたら懲りずに行ってみようと思います(笑)



実は今日の午後は、
ダンナさんの趣味のオペラ。

私は基本的にはオペラにあんまり興味がないけれど、
自分だけだったらたどり着かないような分野で
時々おおーっ!という演目にあたったりするのがおもしろくて、
いちおうついていく(笑)

のるかそるか(寝るかどうか)は運次第ですが( ̄∇ ̄*)ゞ

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