こんばんは、momoです。
本屋さんをあてどなく
フラフラして
まるで呼ばれるように
思いがけない本を買ったりするのは
とっても楽しい(*´ω`*)♪
「里山資本主義」という本も
そうやって手に取った本です。
何か
姿のみえない
閉塞感と
不安が蔓延しているような
今の時代。
これまで
「しあわせ」
とされてきたもの
「成功」
とされてきたもの
追い求めてきたもの
それが
はたして
ほんとうに
ほんとうなのか…
いろんな嘘に
うすうす気がつきながら
でも
いまさらどうすることもできない
走るのをやめられない
戻る場所がない
そんな無力感が
ずっしりとした重みで
まとわりついているような気がします。
でも。
そんななかでも
あたらしい流れが
あたらしい未来への試みが
ひそやかに生まれ
そして
少しずつ
少しずつ
いろいろなところで
広がっている…
読んでいて
とても楽しくて
ワクワクして
なんだか涙まで出てきてしまった(´;ω;`)
ところが、マネー資本主義に染まりきってしまった人の中には、自分の存在価値は稼いだ金銭の額で決まると思い込んでいる人がいる。それどころか、他人の価値までをも、その人の稼ぎで判断し始めたりする。違う、お金は他の何かを買うための手段であって、持ち手の価値を計るものさしではない。必要な物を買って所持金を減らしても、それで人の価値が下がったわけではないし、何もせずに節約を重ねてお金だけを貯め込んでも、それだけで誰かがあなたのことを「かけがえのない人だ」とは言ってくれない。そう、人は誰かに「あなたはかけがえのない人だ」と言ってもらいたいだけなのだ。何を持っていなくても、何に勝っていなくても、「何かと交換することはできない、比べることもできない、あなただけの価値を持っている人なのだ」と、誰かに認めてもらいたいだけなのだ。さらにいえば、何かの理由でお金が通用しなくなったとしても、何かお金以外のものに守られながら、きちんと生きていくことができる人間でありたかったはずなのだ。
「里山自然主義-日本経済は「安心の原理」で動く」
藻谷浩介 NHK広島取材班 より
冒頭の「懐かしい未来」というのは、
スウェーデンの女性環境活動家である
ヘレン・ノーバーグ・ホッジ氏の言葉だそうです。
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